SERVICE
業務案内
造船事業
新造船の点検
当社は新造船の建造において、安全性・品質を確かなものにする点検を行っております。点検作業では、安全・スムーズに流体が流れるように、フラッシングオイルを使用して配管中のゴミや汚れなどの様々な異物を取り除きます。更に配管内及び各種タンクに圧力をかけるエアー張り工事により、溶接個所に漏れや穴が無いかを確認します。
万が一漏れや穴が見つかった場合は、該当箇所の修繕を行い再度点検します。安全な出航のために、責任を持って全ての点検を丁寧かつ慎重に行っております。
熱交換器の修繕・メンテナンス
修繕船のクーラー・ヒーター・ボイラーといった熱交換器等の修理・メンテナンスも迅速に対応致します。海中のゴミや貝殻などがパイプに詰まっていないか、油が汚れて固まっていないかなど様々な確認を行い、修繕することで船舶の安心・安全を守ります。
メンテナンスは、万が一のトラブルに備えて定期的に行うことをおすすめします。知識・技術に長けたプロによって船舶の状態を的確に判断し、適切な修繕を致します。
酸洗事業
大栄興業ではステンレス(SUS)・アルミといった材質を専用の薬剤を用いて洗浄する酸洗事業を行っております。表面に付着した溶接スケール・油脂分の塊、錆、焼付等を綺麗に洗浄・除去していく事で本来の材質を良好な表面状態へと整えていきます。酸化スケール・錆落とし・メッキの剥離といった事例でも対応する事が可能ですので、各種表面処理を御希望の際には是非ご相談ください。
酸洗
熱処理されている金属には溶接部の変色・熱処理時に起こる黒皮・錆・油汚れ・その他不純物等が付着しているため、外観の品質を向上させる際には酸洗い処理が必要不可欠となります。
当社では大型部品でも対応しており、吹き付け・漬け込みどちらの処理法も対応可能となっており、お客様一人一人のニーズ・ご要望に合わせた対応を行わせて頂きます。
酸洗いの目的
金属表面の不純物の洗浄
貝殻等の物質及び藻やスラッジ・スケール等の洗浄を行って、不純物全般を綺麗に取り除き、本来の材質の品質向上を図ります。
加工前の下地処理
加工工程の下地処理として酸洗処理を行います。酸洗をすることによって材質表面の油脂分及び溶接焼けが除去され、メッキや塗料との密着性が高まります。
不動態被膜の再形成
酸洗の工程でステンレスの表面に不動態皮膜を再形成することによって、防錆性を向上させることが可能です。
洗浄の処理例
事例1
処理前
処理後
事例2
処理前
処理後